Twitterに,とっておきの話87「10歳の△は,10年後の〇となる」の原稿をアップしました。
とっておきの話87「10歳の△は,10年後の〇となる」の原稿
鳥取県に一人旅をしていた時,駅の改札口前の柱に貼ってあったこのポスターが気になりました。
このポスターがなぜ気になったかというと,言葉の運び方が応用できそうだと思ったからです。
20歳の努力は,20年後の人間力になる
20歳の情熱は,20年後の知力となる
20歳の行動は,20年後の勇気となる
例えば,「20歳」でなくても使えそうな言葉の運び方だと思いました。
また,「20年後」の部分を変えても面白そうだと思いました。
聞き手を小学生の子どもだと想定すれば,
10歳の△は,10年後の〇となる
として,△や〇に入る言葉を考えさせたら面白いと思ったのです。
実際に考えさせてみると,なかなか思いつく子どもは少ないです。
△か〇を先に提示しておき,それをヒントにもう片方を考える方が分かりやすそうです。
考えること自体が大事であって,考えつかなくても,次のことが伝われば良しとします。
今大切にしていることは,必ず将来の自分につながる。
今と将来をつなげるとっておきの話という訳です。
さて,今回は広告ポスターの中でも,駅で見つけたポスターを素材としました。
駅は,たくさんの人が行き交う場所です。
なので,少しでも立ち止まってたくさんの人に見てもらえるよう,印象的なポスターが貼られていることが多いです。
素材探しとしても絶好の場所になります。
時期によって,貼ってあるポスターが変わるので,旅行や仕事で電車に乗る時には必ず確認するようにしています。
今回の素材元は,公立鳥取環境大学のポスターです。
しかし,僕が注目したのは
「大学」でもなく
「鳥取」でもなく
「環境」でもなく
「20歳の△は,20年後の〇となる」という言葉の運び方です。
その広告ポスターが伝えようとしている内容そのものではない角度から,とっておきの話の素材が生まれることがあります。
ぜひ,様々な角度からポスターを観察してみてください。
あなたしか見つけられなかった素材がそこにあるはずです。
気になった方はぜひ,実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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