Twitterに,とっておきの話47「悲しみはわり算,喜びはかけ算」の原稿をアップしました。
悲しみと喜びは対立する言葉ですが,
悲しみをどう捉え,
喜びをどう捉えるか。
その捉え方次第は,その人に委ねられています。
今回のとっておきの話では,自分一人の心の捉え方ではなく,
みんなでどう捉えたらいいのかについて視点を与えてくれます。
まず,悲しみは分け合うことができます。
悲しい出来事があった時,誰かに相談したら気持ちが軽くなることがありますよね。
悲しみはみんなで分け合うことで,一人一人の心の負担を軽くすることができます。
次に,喜びは分かち合うことができます。
喜びは一人で独占するより,みんなで喜び合うことでより増大します。
喜びを分かち合うことで,一人一人の心に癒しを与えることができます。
こうした視点を,聞き手が子どもであることを鑑みて表現したのが
悲しみはわり算,喜びはかけ算
という言葉です。
わり算もかけ算も,小学生なら知っています。
さらに,どちらも1文字の記号で表すことができます。
÷ ➡ みんなで分け合う(1人あたりの心の負担が小さくなる)
× ➡ みんなが分かち合う(1人あたりの心の癒しが倍増する)
イメージしやすいですよね。
このように,算数で出てくる計算式に言葉を当てはめる手法は,わかりやすくイメージを伝えるために使われる1つのパターンです。
ちなみに,今年度組んだ学年部の先生が知っていた話では,
これに付け加えて,たし算やひき算にも当てはめる言葉がありました。
もしかしたら,自分でいろんな計算式が作れるかもしれません。
道徳的な話を算数の計算式で表現。
みなさんもよかったら実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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