2021年2月3日水曜日

とっておきの話41「「けれど」の言い訳」の裏話

Twitterに,とっておきの話41「「けれど」の言い訳」の原稿をアップしました。

とっておきの話41「「けれど」の言い訳」の原稿



けれど


この3文字が口癖になっている子って,クラスに1人はいるものです。

この3文字を使うのは大体,言い訳をする時に使います


忘れ物をしました。けれど,いそがしかったんです。

けんかをしました。けれど,ついなぐっちゃったんです。

宿題をやってきませんでした。けれど,難しかったんです。

掃除をサボっちゃいました。けれど,体調が悪かったんです。(←本当に?)


自分の都合が悪かった時,言い訳をして逃げたくなって

けれど

の3文字を使うのです。


子どもの話をしていますが,大人にもたまに「けれど」が口癖の方がいらっしゃいますよね。

あまり言いたくないですが,教員にもそんな人はいます。


自分の非を素直に認め,言い訳をしない。

そして,同じ失敗をしないために,これからどうするかを言える。

そんな子どもに成長してほしい


という願いを込め,このとっておきの話を作りました。




この話の素材となったのは,お馴染み相田みつをさんの詩です。



けれど

けれどで

なんにもしない



短い詩ですが,核心をついていますよね。

出合ってすぐ,素材にしたいと思いました。




けれどけれどでなんにもしない人間にはなりたくないです。

自分の戒めとしても,とっておきの話として残しておきたいと思いました。


みなさんも,知らず知らずのうちに思わず言い訳を口にしていませんか?

また,周りに言い訳ばかりしている子はいませんか?

そんな方は,ぜひ実践してみてください。




ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。



0 件のコメント:

コメントを投稿

とっておきの話524「Win WinとLose Lose」の裏話

  Xに、とっておきの話524「Win WinとLose Lose」の原稿をアップしました。 とっておきの話524「Win WinとLose Lose」の原稿 三方良し という言葉が個人的には好きなのですが、今の時代は「ウィンウィン(Win Win)」という言葉の方が聞き馴染みが...