Twitterに,とっておきの話61「みんな日本人代表」の原稿をアップしました。
みなさんは,外国人と聞いてどんな姿を想像しますか?
きっとその姿は,海外旅行先やテレビで見た一部の外国人の姿から想像していることでしょう。
同じように,外国人から見た日本人の姿というのは,
その外国人の身の回りにいる一部の日本人の姿から想像されます。
何が言いたいかというと,
みんな日本人代表だ
ということです。
あなたの家の周りにも,外国人の住む家があることでしょう。
あなたの周りにいる外国人は,あなたの姿を見て,
これが日本人だ
と想像します。
そんな時,あなたがだらしない姿だったら・・・
日本人はみんなだらしない人ばかりだ
と思われてしまうものです。
逆に,あなたがきちんとした姿だったら・・・
日本人はみんなきちんとした人ばかりだ
と思われるものです。
日本には世界の誇りとなるものがあります。
今回の話では,外国語になっている日本語や日本が発明した物を紹介しています。
しかし,国としてこれだけの魅力があっても,目の前の日本人がだらしないと,
そのだらしなさが目立ってしまうのです。
教師を何年かしていると,外国人児童が増えた感覚があります。
地域性もあると思いますが,学級に3人~5人いるのが当たり前,中には半数以上が外国人児童の学校もあります。
これからの時代を担う子どもたちにとって,周りに外国人がいるのは当たり前になります。
グローバル社会です。
そんな中,僕たち・私たちはみんな日本人代表なのだという意識や誇りをもってほしいものです。
さて,視点を変えて,キーワード(合言葉)に注目してこの話を読み直してみましょう。
みんな○○代表
という言葉が素敵ですよね。
今回は○○の中に「日本人」が入りましたが,
△年□組
△△小学校
△△チーム
と入れてもいいですよね。
「日本人」という大きな枠組みだけでなく,
もっと身近な小さな枠組みであっても,
みんなその枠組みにおいての代表なのです。
こう考えると,キーワード(合言葉)はそのまま使って,また別のとっておきの話を作れそうです。
このように,様々な角度から素材を見つめ直すことで,複数のとっておきの話が作れます。
特に,素材元が「いい話集」のような本だった場合,著者の価値観が強く出ている話が紹介されているので,
もっと別の角度からこの話を作り直せないか
という視点を常に大切にしています。
気になった方はぜひ,実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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