2021年2月16日火曜日

とっておきの話56「恥をかくほど“み”になる」の裏話

Twitterに,とっておきの話56「恥をかくほど“み”になる」の原稿をアップしました。

とっておきの話56「恥をかくほど“み”になる」の原稿



みなさんは,恥をかいたことがありますか?

僕はいっぱいあります。笑


中でも,小学校の頃の恥が忘れられません。

今思えばどうってことないのですが,家庭科の調理実習の思い出です。


各班に1つのテーブルがある家庭科室での調理実習。

係として,材料を取りに行き,またテーブルに戻ってきゅうりを切っていました。


ふと見上げると,周りは知らない子ばかり。。。

そう。自分の班ではないテーブルに戻って気づかず調理を続けていたのです。


たったこれだけの失敗でも,当時の僕は大きな恥をかきました。

小学生の子どもにとって,恥をかくハードルは大人と比べるとかなり低いです。



では,子どもたちが「恥をかくことを最も恐れている場面」とは何だと思いますか?


僕は,授業の発言だと考えます。


手を挙げるのにも勇気がいるのに,

指名をされ,立ち,クラスメイト全員が注目する中で発言をするのです。


そこで間違ったことを言ってしまったらどうしよう。。。

そんな気持ちの子には,以前紹介したとっておきの話16「教室はまちがうところだ」を聞かせるのがオススメです。

しかし,それでも,恥をかくのが怖いと思う子はいます。


そんな時,今回の話をしてみるのはどうでしょう?


人は,恥をかくほど“み”になる

のです。


この“み”には,3つの漢字を当てはめることができます。

何だと思いますか?



正解はこちら↓

① 実

② 身

③ 味


周りの目を恥ずかしがらず,努力し続ければ,実になります。

「努力は実る」です。


自分にとって恥ずかしいと思うことでも,チャレンジしてみることは必ず身になります。

「力が身につく」です。


その時は恥ずかしくても,乗り越えた後には良い思い出になります。

「人生が味わい深くなる」のです。



こうした話をすると,恥をかくことは単にマイナスなことではなく,

プラスの見方もできると気づかせることができます。






ふと思ったのですが,恥は「耳」に「心」と書きますね。

ここら辺も何か意味をもたせそうです。

何か思いついた方は,ぜひTwitterのコメントによろしくお願いします。



気になった方はぜひ,実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

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