Twitterに,とっておきの話56「恥をかくほど“み”になる」の原稿をアップしました。
みなさんは,恥をかいたことがありますか?
僕はいっぱいあります。笑
中でも,小学校の頃の恥が忘れられません。
今思えばどうってことないのですが,家庭科の調理実習の思い出です。
各班に1つのテーブルがある家庭科室での調理実習。
係として,材料を取りに行き,またテーブルに戻ってきゅうりを切っていました。
ふと見上げると,周りは知らない子ばかり。。。
そう。自分の班ではないテーブルに戻って気づかず調理を続けていたのです。
たったこれだけの失敗でも,当時の僕は大きな恥をかきました。
小学生の子どもにとって,恥をかくハードルは大人と比べるとかなり低いです。
では,子どもたちが「恥をかくことを最も恐れている場面」とは何だと思いますか?
僕は,授業の発言だと考えます。
手を挙げるのにも勇気がいるのに,
指名をされ,立ち,クラスメイト全員が注目する中で発言をするのです。
そこで間違ったことを言ってしまったらどうしよう。。。
そんな気持ちの子には,以前紹介したとっておきの話16「教室はまちがうところだ」を聞かせるのがオススメです。
しかし,それでも,恥をかくのが怖いと思う子はいます。
そんな時,今回の話をしてみるのはどうでしょう?
人は,恥をかくほど“み”になる
のです。
この“み”には,3つの漢字を当てはめることができます。
何だと思いますか?
正解はこちら↓
① 実
② 身
③ 味
周りの目を恥ずかしがらず,努力し続ければ,実になります。
「努力は実る」です。
自分にとって恥ずかしいと思うことでも,チャレンジしてみることは必ず身になります。
「力が身につく」です。
その時は恥ずかしくても,乗り越えた後には良い思い出になります。
「人生が味わい深くなる」のです。
こうした話をすると,恥をかくことは単にマイナスなことではなく,
プラスの見方もできると気づかせることができます。
ふと思ったのですが,恥は「耳」に「心」と書きますね。
ここら辺も何か意味をもたせそうです。
何か思いついた方は,ぜひTwitterのコメントによろしくお願いします。
気になった方はぜひ,実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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