Twitterに,とっておきの話32「プラスワン」の原稿をアップしました。
プラスワン
この言葉の秀逸なところはいくつかあります。
まず,言葉が短く,端的です。
それにより,合言葉になりやすい効果が期待できます。
さらに言えば,「+1」とさらに短く縮められる言葉なのです。
そして,カタカナ英語の言葉。
プラス=plus=+
ワン=one=1
思い浮かべやすい英語を組み合わせた言葉により,
子どもの中で「カッコイイ言葉!」という気持ちが芽生えます。
極めつけは,応用できる場面の多さです。
あいさつにプラスワン,できます。
ドリル学習にプラスワン,できます。
そうじ当番にプラスワン,できます。
係活動にプラスワン,できます。
計算問題にプラスワン,できます。
ありとあらゆる場面にプラスワン,できるのです。
つまり,例示のしやすい言葉という良さがあります。
こうした良いところだらけの言葉,プラスワン。
良い素材の言葉なだけあって,とっておきの話づくりにもバリエーションが出そうです。
プラスワンという言葉を素材としてどのように料理するか。
それは作り手次第です。
ある意味,話し手の個性が出やすいとっておきの話と言えます。
一方で,「プラスワン」は意味のわかりやすい言葉なのです。
いつも日記を10行書いていた子に「プラスワンしてみよう」と言えば,
10行に+1だから,11行書いてみよう。
と目指す姿をすぐイメージできます。
つまり,とっておきの話をした後も,日常の至る所で合言葉となり,
子どもにも教師にもわかりやすい基準となります。
たった1つ足すという行為でも,積み重ねれば成長に差が出る。
それをわかりやすく表現した図をオリジナルで作成してみました。
プラスワンを積み重ねている人の方が,
いつも何もプラスしないで,たまにプラス100する人よりも真実味がありますよね。
成長している人というのは,無意識の中で至る所でプラスワンをしているのでしょうね。
僕の場合は,あいさつを例示しながら,プラスワンにフォーカスしています。
最近思うのは,成長すればするほど,プラスワンの大きさが変わる気がします。
それは,プラスワンの1(ワン)の質が高くなるということなのか,
プラスワン以上のプラス(+2や+10や+100)ができるということなのか・・・
上手く説明できません。。。
それだけこのプラスワンという言葉は,深いですよね。
読者のみなさんは,どう解釈されましたか?
みなさんそれぞれの解釈で,「プラスワン」を料理して実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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