Twitterに,とっておきの話33「群れと仲間のちがい」の原稿をアップしました。
群れと仲間のちがい,みなさんは説明できますか?
群れと仲間がちがうことは理解していても,
何がどうちがうかを説明するのは意外と難しいのかもしれません。
僕もそうでした。
そんな時,僕は2つの画像に出合ったのです。
1つ目は,こちら。
「群れ」をイメージさせるのにぴったりな画像だと思いました。
漢字の中に「羊」が入っている上に,「群れ」をイメージさせる次の3つのポイントを押さえた画像であると言えます。
① ただ集まっている。
② 同じように集まっている。
③ 決められた場所に集まっている。
2つ目は,あの有名な漫画・アニメ『ワンピース』の画像。
各キャラクターの配置が絶妙な画像を見つけたので,吹き出しに役割を書いて補足して素材を仕上げました。
「仲間」をイメージさせるのにぴったりな画像だと思いました。
『ワンピース』のストーリー自体,仲間の絆がテーマの1つになっている上に,
「仲間」をイメージさせる次の3つのポイントを押さえた画像であると言えます。
① それぞれが役割を果たして仲間を支えている。
② 仲間に支えられている。
③ 一人一人の良さが光る。
この2つの素材を組み合わせることで,
余計な説明はいらないと判断しました。
その代わり,視覚的情報を前面に話を組み立てた方が
「群れと仲間のちがい」を印象付けられると考えました。
年度初め,学級がスタートしたばかりの時期は,
学級集団は「群れ」寄りの集団です。
それを「仲間」寄りの集団へ成長できるかどうか。
これは子どもたちと共に担任の力量が問われる視点でもあります。
今,僕らは「群れ」から「仲間」に成長しているだろうか。
集団の実態をふりかえる際,大事な視点となります。
こうした視点を,とっておきの話を通してもってもらう。
そんな試みをしたい方は,ぜひ実践してみてください。
それにしても,『ワンピース』の登場人物たちは見事に
「みんなちがって みんないい」
を体現しています。
本当に一人一人の良さが光っています。
『ワンピース』を知らない方はほとんどいないと思いますが,
改めて「仲間」という角度から見返してみると,
主人公の仲間を大切にする姿勢に胸をうたれます。
僕はあのシーンでも,このシーンでも・・・感動して泣きました。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿