Twitterに,とっておきの話24「有り難いと無難」の原稿をアップしました。
ありがとう
という言葉は誰しも知っていますが,
有難う
と漢字で書く言葉だというのは,知らない人も多いのではないでしょうか。
難が有る
と書いて有難うです。
本来の意味は,有るのが難い(あることがむずかしい)という意味なのですが,
難=困難 として捉えると,
「困難の有る人生を送ってきた人は感謝できる」なんて言う人もいます。
でも,あながち間違いではないような気がします。
ありがとう を口癖にしている人って,
何かしらの困難を乗り越えてきた人なことが多いです。
少なくとも僕の周りの人はそうでした。
さらに,「有難う=困難が有ると感謝できる」のイメージを強くする言葉として,
無難
があります。
漢字としても,難が有る有難うと反対の意味のように見えますよね。
無難とは,つまらないという意味です。
「困難は無いけどつまらない人生を送る人は感謝できない」
と,言えてしまいます。本当かどうかはわかりませんけどね。
つまり,困難が有っても,それをありがたい(有難い)人生だと思える人は,
他人にも感謝ができ,ありがとうが溢れる人になれるということです。
すると,困難が有っても,助けてくれる人が現れ,より一層ありがたい人生になります。
ますます感謝するようになり,ありがとうが口癖になります。
良い循環ですよね。
この話を聞くと,「困難」に対する心持ちが変わってきます。
「困難」が「有り難う=ありがとう」につながるということに発見があります。
僕の作るとっておきの話には,この話の他にも,「ありがとう」を題材にした話がいくつか登場します。
個人的に好きなのでしょうね。「ありがとう」という言葉が。
とっておきの話は,作り手の趣味嗜好や個性が出るのかもしれません。
気になった方はぜひ,実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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