2021年1月18日月曜日

とっておきの話24「有り難いと無難」の裏話

Twitterに,とっておきの話24「有り難いと無難」の原稿をアップしました。

とっておきの話24「有り難いと無難」の原稿



ありがとう

という言葉は誰しも知っていますが,

有難う

と漢字で書く言葉だというのは,知らない人も多いのではないでしょうか。


難が有る

と書いて有難うです。

本来の意味は,有るのが難い(あることがむずかしい)という意味なのですが,

難=困難 として捉えると,

「困難の有る人生を送ってきた人は感謝できる」なんて言う人もいます。




でも,あながち間違いではないような気がします。

ありがとう を口癖にしている人って,

何かしらの困難を乗り越えてきた人なことが多いです。

少なくとも僕の周りの人はそうでした。


さらに,「有難う=困難が有ると感謝できる」のイメージを強くする言葉として,

無難

があります。

漢字としても,難が有る有難うと反対の意味のように見えますよね。

無難とは,つまらないという意味です。

「困難は無いけどつまらない人生を送る人は感謝できない」

と,言えてしまいます。本当かどうかはわかりませんけどね。


つまり,困難が有っても,それをありがたい(有難い)人生だと思える人は,

他人にも感謝ができ,ありがとうが溢れる人になれるということです。

すると,困難が有っても,助けてくれる人が現れ,より一層ありがたい人生になります。

ますます感謝するようになり,ありがとうが口癖になります。

良い循環ですよね。


この話を聞くと,「困難」に対する心持ちが変わってきます。

「困難」が「有り難う=ありがとう」につながるということに発見があります。



僕の作るとっておきの話には,この話の他にも,「ありがとう」を題材にした話がいくつか登場します。

個人的に好きなのでしょうね。「ありがとう」という言葉が。

とっておきの話は,作り手の趣味嗜好や個性が出るのかもしれません。



気になった方はぜひ,実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

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