Twitter Xに、とっておきの話505「武道の究極のゴールは」の原稿をアップしました。
妻はジャニーズが好きで、V6のファンです。
その流れで、岡田准一さんが出ているテレビ番組は録画しているのです。
そんな妻の好きな番組を一緒に観ていたら、岡田さんがステキな考え方を話していらっしゃったのでとっておきの話にしようと思いました。
岡田さんと言えばそのアクションシーンはかなり定評のある方。
岡田さんの出ている映画を観ると、そのアクションシーンの美しさには圧倒されます。
そんな岡田さんがずっとやりたかった番組と言うので妻と一緒に観てみたら、武道の世界の面白さがすごく伝わってくるステキな番組でした。
武道と学校にいる子どもたちにつながりは無いように見えますが、実はつながる考え方がある。そんな新しい発見がありました。
みなさんは、武道を極めた先にはどんなゴールが待っていると思いますか?
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【(殺陣を演じている岡田准一さんの画像 を提示)
この人は、俳優の岡田准一さんです。武道を学び、アクションシーンには高い評価をもらっています。(武道 と板書)そんな岡田さんが、『明鏡止水』という武道の番組を提案し、テレビで様々な武道を紹介していました。武道と聞いてみなさんは例えば何を思い浮かべますか?(指名)
(子どもの意見と合わせて様々な武道を紹介)考えてみるといろんな武道がありますよね。
そんな武道の究極のゴールは、何だと思いますか? 誰よりも強くなること?たくさんの相手を倒すこと?誰もが知っている強い人になること?
岡田さんは、武道の究極のゴールは…
(戦わない と板書)
戦わないことだと言います。戦うために極めていった武道なのに、戦わないことがゴールってどういう意味だと思いますか?(指名)岡田さんは、次のように番組で話していました。(以下を提示)
昨日の自分に今日は勝つ。そして今日よりも明日、と超えていく。たどりつく先はもうカンカンカンカンッと戦うのではなく、最初にみんなでやめて戦わないで終わる。もうお互いの力が分かって戦いをしない。戦いのように見えて戦いとは逆の方向に行く「自分を高める」ということが武道なんだと思います。
究極に自分を高めた人同士が刀を持って向かい合った時、「この人とは戦わない」という道を選ぶ。それが武道の究極のゴールなのです。
(自分を高め続けていくと、戦わない世界になる。 と提示)
世界で起きている戦争も、お互いが自分を高め続けていけば無くなるのかもしれませんね。
みなさんも武道の考え方を取り入れて、戦わない世界を一緒に目指していきませんか?
例えば、けんかやトラブルの無い、誰も戦わない学級を目指すには、みんなそれぞれが自分を高め続けていく必要があります。戦わないで、助け合える学級を一緒に目指していきましょう。】
いかがでしたか?
戦うイメージの強い武道のゴールが、戦わないというギャップが面白いですよね。
子どもたちにとっては、そのギャップは大人以上に感じられるのではないでしょうか。
だからこそ、とっておきの話にして伝えることで響くものがあるはずです。
戦わない世界は誰もが望む世界でしょう。
今も世界のどこかで戦争が起きています。
戦わない世界の実現は並大抵のものではありません。
それは、「自分を高め続けている」という人間にみんながそれぞれなることが大事だからです。すぐにできることではないですよね。
しかし、難しいから諦めるのではなく、難しいからこそ、みんなでそこに希望を見出していこうという前向きなメッセージを伝えたいです。
自分に勝てた人だけが、誰とも戦わない世界で生きられる。
なかなか深い考え方ですよね。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々、ありがとうございました。
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