Twitterに、とっておきの話501「私の○○を見て」の原稿をアップしました。
名言というのは、語り継がれていくものであり、その言葉は時を経ても色褪せません。
今回の話で取り上げた名言は、サッカー界ではレジェンドと呼ばれる澤穂希選手が、2008年に言った言葉だそうです。
きっかけは何気なく聴いていたラジオ番組。
スポーツ選手の名言を紹介するコーナーで紹介されていました。
2008年というと今から15年も前の話。
それでも今でも語り継がれるには、理由があるはずです。
背景となるエピソードを調べてみると、、、
澤選手、かっこいい!!!
と感動しました。
チームメイトを安心させ、勇気づける背中を見せたいものですね。
これぞキャプテン!といった感じです。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【(苦しい時 と板書)
みなさんは、苦しい時はどんなことをしていますか?(指名)
少しでも苦しさをへらして安心できる方法があったら知りたいですよね。
2008年北京オリンピックでサッカー女子の日本代表選手たちは歴史上初のベスト4に入ります。チームは「なでしこジャパン」と呼ばれ、強い国相手に大活躍する姿に日本中が盛り上がりました。そんな「なでしこジャパン」でキャプテンを務めていたのが、今ではサッカー界のレジェンドと呼ばれる澤穂希選手です。(澤選手の写真を提示)
準決勝でアメリカに負けた日本は、史上初のメダルをかけて、世界
ランキング2位のドイツと試合をします。ドイツ選手の高さとパワー
に圧倒され、先に点を取られてしまった苦しい時、澤選手はチームメ
イトにある言葉を掛けます。どんな言葉を掛けたと思いますか?(指名)
一緒にがんばろう、あきらめないで等が想像できそうですが、澤選手
はこんな言葉を掛けました。
苦しい時は、私の背中を見て
「私の背中」というのは、「私ががんばっている姿」という意味です。
どんなに苦しい状況でも、澤選手は決してあきらめず、90分間の試合
中最後までボールにくらいついていきました。その背中を見て、チーム
メイトも全力を尽くすことができました。メダルは取れませんでしたが、
この言葉によって勇気づけられた仲間たちは大勢おり、今でも澤選手が
残した名言として語り継がれています。
みなさんは苦しい時、仲間たちに「私の背中を見て」と言える自信はありますか?
どんな状況でも決してあきらめず、最後まで全力を尽くす。そんな姿を見せられる人は、自信をもって仲間にこんな言葉を掛けてあげられそうですね。
あなたの周りに、自分が苦しい時こそ見たい背中を見せている仲間はいますか?そんなかっこいい仲間をお手本にしながら、あなたも周りの人を安心させる背中を見せられる人になってくださいね。】
いかがですか?
理想のリーダー像というのはいくつあっても良いと思います。
澤選手のように、背中で見せる(魅せる)リーダーもかっこいいですよね。
子どもたちにとっても、自分に合ったリーダー像に向かって目指していけばいいと思います。
ちなみにリーダーには向いていないという子も、何かしらの形でリーダーになれる機会があるといいと個人的には思います。
物静かで落ち着いているリーダーがいてもいいと思うのです。
こうした様々なリーダー像を、とっておきの話のような語りを通して知ることは大切ではないかなと思います。
澤選手のエピソードには心を動かす力がありますよね。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々、ありがとうございました。
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