Twitterに、とっておきの話430「心のトラクターにつなげるもの」の原稿をアップしました。
Twitterでは様々な方々と気軽にお話できるスペース配信というものもしております。
今回の素材は、そのスペース配信での対談から得た素材です。
自分で探していて出合う素材とは違い、その人の人柄も垣間見えるような思わぬ素材を得られます。
人との会話から得た素材は、自分の中にはなかった素材です。
これが面白いのです。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【(様々な車の画像を提示)
(□が一番すごい車 と板書)
みなさんは、車の中でどんな車が一番すごいと思いますか?
スピードが出るスポーツカー?警察官が乗るパトカー?消防士さんが乗る消防車?命を助ける救急車?(何人か指名する)
いろんな意見があると思いますが、先生は最近この車がすごいと思います。(□の中に、トラクター と板書)
トラクター。どんな車か知っていますか?こんな車です。
(トラクターの画像①を提示)
こんな小さな車のどこがすごいの?と思うかもしれません。でもね、この車のすごいところは(画像②を提示)
アタッチメントといって、様々な物をつなげることでいろんなことができてしまうことです。(画像③を提示)
畑を耕すだけでなく(画像④を提示)
雪かきをすることだってできます。
どんな仕事もできてしまう車という頼もしさがトラクターの魅力です。
だから先生はこの車はすごいと思いました。どうですか?(間をおく)
(係決め、当番決めの時期に次のように話をつなげる)
今から係決めをします。あなたの心のトラクターには今までどんなアタッチメントがつながれていましたか?(少し間をおく)
もしかしたら、いつも同じものばかりつないで、同じ仕事ばかりをしていた子もいるかもしれません。いつも黒板係をしていた子は、黒板係以外の係にも挑戦してみましょう。
(どんな仕事もやり切る頼もしさ=すごい人 と画像①と合わせて提示)
どんなアタッチメントをつないでも仕事をやり切る人は、トラクターのように頼もしく、すごい人になれるかもしれませんね。】
いかがでしたか?
トラクターが大好きなフォロワーさんとの会話から生まれたとっておきの話。
まさか自分がトラクターを素材にしたとっておきの話を作るとは思いもしませんでした。
でもちゃんと成り立っていますよね?
この小話を作った時も思いました。
世の中全部やっぱり素材になる可能性があるんだな、と。
心のトラクターにつなげるもの、みなさんは何がつながっていますか?
そして、いくつつながっていますか?
柔軟でフットワークの軽い人でありたいものですね。
ちなみに、この小話を作ってから、トラクターを見かけるとなんだか嬉しくなりました。
トラクターに対する見方が自分の中で変わったのです。
他人から新しい視点を得ると、小話づくりを通して自分の見る世界も広がるのです。
だからこそ、とっておきの話づくりは楽しいです。
気になった方はぜひ、実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々、ありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿