Twitterに、とっておきの話412「人を落とさず、」の原稿をアップしました。
素材元となった広告コピーは、『心ゆさぶる広告コピー その言葉はあなたの人生とつながっている/岩崎亜矢、安藤隆』という本に掲載されています。
こうした広告コピー集は小話の素材探しのヒント集でもあります。
多くの人に届けるために作られた広告コピーは、巧みで心揺さぶる表現で溢れているからです。
今回の小話もそんな広告コピーを素材にしたもの。
人を落とさず、の続きを考えながら、原稿を読んでみましょう⇩
【(人を落とす と板書)
自分が苦しい時や不安な時、ついつい周りの人を落とすようなことをしてしまうものです。
それは悪口だったり、陰口だったり、わざと人の嫌がることをしたり、嫉妬したりと様々です。やってはいけないことだと分かっていても、人を落とすことで自分を保とうとしてしまうのです。その方が楽なやり方だからです。
ところで、最近見つけた広告の言葉に、こんな言葉がありました。
(人を落とさず、○○。 と提示)
人を落とさず、の続きにはどんな言葉が続くと思いますか?
正解は、「自分が上がろ。」です。
(人を落とさず、自分が上がろ。 と提示)
人を落とすのではなく、自分が上がることを考える。
それは、ただ「自分をがんばること」。それだけなのです。
でも、このそれだけのことがなかなかできなくて人は苦しみます。
しかし、そこで人を落としてしまうと、嫌な自分を知ってしまいます。
「自分をがんばること」。それは、嫌な自分を知らないためのたったひとつの解決法なのです。
人を落として嫌な自分を知るよりは、苦しくても自分を見つめてただがんばってみませんか?
いつかきっとステキな自分に出会えるはずです。】
いかがでしたか?
人を落とすことに必死にならず、自分が上がることに必死になってみませんか?
そんなメッセージを伝える小話になりますね。
人はネガティブな感情に引っ張れやすく、他人を陥れようとする人もいます。
そんな大人にはなってほしくないですね。
子どもたちのモデルは、互いに認め合い、高め合い、自分も上がれる大人でありたいです。
そのためには、教師である自分自身が何かに挑戦し続ける大人でありたいものです。
教師の背中を見て子どもが育つ部分も少なからずあることでしょう。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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