2022年2月14日月曜日

とっておきの話366「こどもはみんな、探偵だ。」の裏話

Twitterに、とっておきの話366「こどもはみんな、探偵だ。」の原稿をアップしました。

とっておきの話366「こどもはみんな、探偵だ。」の原稿



小学館の広告は、子どもたちからするとお馴染みのキャラクターが出てくるので興味を惹きやすいです。

今回の素材で出てくる名探偵コナンは、僕が子どもの頃からお馴染みのキャラクターでした。

何十年という時を経て愛されるキャラクターには力があります。


そんなコナン君から、

こどもはみんな、何かの探偵だ。

と言われたらドキッとしますよね。


今回のとっておきの話から、「知りたい」を求めて「本を読む」子どもに育つきっかけとなればと思います。

それでは原稿を読んでみましょう⇩



(名探偵コナンの画像を提示)

 




 かしこい人しかなれないように感じる探偵。

でも,このコナン君の絵が載っていた広告には,こんな言葉が書いてありました。


こどもはみんな,何かの探偵だ。

 

 その後,こんな言葉が続きます。(赤字を考えさせて提示してもよい)

知りたい”想いがある人にだけ,世界は,そっと,真相を打ち明けてくれるよ。



 では,どうしたら探偵になれるのかな?

 その答えも,この広告に書いてありました。

(本を読もう。と提示)



 コナン君は,事件の真相を探す名探偵です。

 みなさんは,本を読んで,世界の真相を探す名探偵を目指してみてください。

 コナン君に負けない,かしこい名探偵になれるかもしれません。



いかがでしたか?


ただ単純に「本を読もう」と呼びかけても、子どもたちはあまり本を読もうと思いません。

しかし、名探偵コナンくんから「君も探偵になってみよう」と呼びかけられると、本を読みたくなるかもしれません。


同じ内容を呼びかけるにしても、このように切り口を変えるだけで、聞き手に届く小話となります。

今回の素材は、コナン君と言えば探偵というキャラクター性に支えられていますね。


ちなみにこの素材も、お正月の新聞で見つけた広告です。

興味を惹く広告はお正月にあり、と言っても過言ではないですね。


知りたい想いがある人にだけ、世界はそっと真相を打ち明けてくれるよ。

という言葉も本当にステキですよね。


あなたが目の前にしている子どもたちの中からも、きっと名探偵が生まれることでしょう。



気になった方はぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

とっておきの話524「Win WinとLose Lose」の裏話

  Xに、とっておきの話524「Win WinとLose Lose」の原稿をアップしました。 とっておきの話524「Win WinとLose Lose」の原稿 三方良し という言葉が個人的には好きなのですが、今の時代は「ウィンウィン(Win Win)」という言葉の方が聞き馴染みが...