Twitterに、とっておきの話340「日本は良いってホントに?」の原稿をアップしました。
外国人から見た日本の姿
と聞くと、良い事ばかりがメディアで取り上げられているイメージがあります。
その刷り込みによって私たちは、日本の良い所にしか目を向けず、これでいいのだと思い込んでいないでしょうか?
今回のとっておきの話は、あえて日本の悪い所として取り上げた話題の記事を素材にしました。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【(横断歩道の写真を提示。歩行者がいるのに車が通り過ぎていく写真が望ましい。)
ある新聞記事に、こんな一文を見つけました。
名城大准教授のマーク・リバックさんが「日本に来て、とまどったことのひとつは、日本は…
さて、この先に続く言葉は何だと思いますか?
ヒントはこの写真です。(数名指名)
正解は、こんなふうに言葉が続きます。
日本は『信号機のない横断歩道は車優先』ということだ
みなさんも経験がありますか?
横断歩道で待っていても止まってくれない車、見たことがありませんか?
本当は道路交通法違反と言って法律を守っていないことになるのですが…
外国人から見て日本は危ない国、非常識な国なんて思われているのかもしれませんね。
実際にリバックさんは、こんな提案をしています。
歩行者優先が無理なら「日本では横断歩道では車は止まりません」と外国人に周知してほしい
外国人にとってこの光景は当たり前ではないから、あらかじめ教えておいてほしいという提案です。
みなさんは、この提案、どう思いますか?(少し間をおく)
この記事は、リバックさんのこの提案を受けて、こう締めくくられています。
きわめて合理的である。そして情けない話である。
「世界から見て日本は良い国」ってホントなのでしょうかね?】
いかがでしたか?
読み返してみると辛辣ですよね。
外国人から見て、必ずしも日本は良い国と思われている側面だけではないということをこの話を通して知ってもらいたいです。
物事には光もあれば闇もあります。
どちらも見つめるからこそ、本質が見えてきます。
横断歩道に人がいても止まらない車。
日本では本当によく見かけます。
それは世界的に見たら異質な国として受け取られているのです。
もちろん、1つの記事だけでそう結論づけるのは危険です。
客観的ではないので、さらに慎重に調べる必要もあります。
しかし、この話をきっかけにして、「本当に日本は世界から見て良い国なのだろうか?」と自分で考えられる子になってほしいです。
原稿の最後に出てくるように、
情けない話
にも耳を傾け、考え、行動できる人が育てば、日本はより一層良い国として見られるのではないでしょうか。
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