Twitterに、とっておきの話322「やさしい時間」の原稿をアップしました。
やさしい
と聞くと、普通は「時間」の修飾語とは考えづらいですよね。
そこをあえて
やさしい時間
という表現をしているのが今回のとっておきの話の魅力です。
なぜこんな表現をしているのか。
その理由を探るとさらに魅力が増します。
原稿を読んでみましょう⇩
【(やさしい人 と板書)
だれのことだと思いますか?(何人か例示する)
やさしい人になりたいですか?(間をおく)どうしたらやさしい人になれるのかな?
やさしい人と似たような言葉で,面白い言葉を見つけました。
(やさしい時間 と板書)
これはどういう意味でしょう?時間がやさしいってどういうことかな。
この言葉は,こんな広告に書いてありました。(広告の画像を提示)
その一分はだれかをきずつける一分ではなく,
だれかと笑い合う一分であってほしい。
その一秒は自分を責める一秒ではなく,
自分をいたわる一秒であってほしい。
そのやさしい一分一秒が積み重なることで,
この世界はやさしさを少しずつ獲得できるのではないだろうか。
他にも,こんな言葉が書いてありました。
(赤字の部分を考えさせながら,右上の言葉を提示する)
最後に,こんな言葉で広告はしめくくられています。
なぜなら時間とは,あなたそのものなのだから。
だれかと笑い合う一分,自分をいたわる一秒を積み重ねて,やさしい時間をすごすことを大切にしている人は,それがあなたそのものとなり,やさしい人になれるはずです。
みなさんも,やさしい時間を過ごし,やさしい人になってくださいね。】
0 件のコメント:
コメントを投稿