2021年12月15日水曜日

とっておきの話318「木の実よりも虹」の裏話

Twitterに、とっておきの話318「木の実よりも虹」の原稿をアップしました。

とっておきの話318「木の実よりも虹」の原稿



とっておきの話の中には、

季節に合わせた話

というものがあります。


その時期だからこそ話したい話というのがありますよね。

今回のとっておきの話は、12月ということでサンタさんが出てくるお話が素材です。




しかし、話のオチは何も12月だからこそという訳ではありません。

時期限定の素材から始まり、普遍的なテーマに迫っていく。

そんな話の流れになります。


それでは原稿を読んでみましょう⇩


【12月ですね。今日はサンタさんが出てくるお話を紹介します。

(木の実の画像を提示)




 ある日,木の実を取りに森へ出かけたサンタさん。

 森の中にはいろんな動物がいました。

 すると,雨がふってきました。

サンタさんは,自分の傘の下に動物を入れてあげました。

(虹の画像を提示)



 雨が上がると,空には虹がかかりました。

 サンタさんは,「みんなで見た虹はとってもステキだ」と言って,木の実を取らずに帰っていきました。

先生はこの物語を本で読んで,木の実を取りに出かけたのに取らずに帰っていくサンタさんの気持ちを考えたらおもしろいなぁと思いました。


 (木の実と虹を並べて提示)

 みなさんは,どうしてサンタさんが木の実よりも虹がステキだと思ったのか,わかりますか?

(いろんな意見を引き出してから)

 先生は,この違いが大きいんじゃないかなって思いました。


自分がほしかったものより,みんなと見たけしき


 このサンタさんのように,自分がもともとほしかったものを忘れるくらい,ステキな景色を仲間と見られたら,とっても幸せですよね。

 みんなとも,そんな景色をたくさん見ていきたいと思います。

 これからもよろしくね。】



木を見て森を見ず

自分のほしいものを見て周りと一緒に楽しむことを見ず


そうなってはいけないと教えてくれるような話ですね。


自分がほしいものやしてほしいことばかり考えるのではなく、みんなと一緒にできたら楽しいだろうなぁと思うことをステキだと感じる。

この感覚が身についてくると、人生もっと楽しく過ごせそうですね。



気になった方はぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

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