2021年9月3日金曜日

とっておきの話236「チャンピオンリングを日本一多く持っている男」の裏話

Twitterに、とっておきの話236「チャンピオンリングを日本一多く持っている男」の原稿をアップしました。

とっておきの話236「チャンピオンリングを日本一多く持っている男」の原稿



みなさんは、これが何だかご存知ですか↓



これは、

チャンピオンリング

というものです。


野球の本場と言えばアメリカのメジャーリーグです。

メジャーで優勝したチームは、選手一人一人にこうした「チャンピオンリング」という指輪が贈られます。



本題はここから。


【では、日本人で一番多くのチャンピオンリングを持っている人は誰だと思いますか?ちなみに、イチローではありません。(少し間をおく)】




正解は、この人です。



植松泰平選手です。


申し訳ありませんが、僕は知りませんでした。

みなさんはご存知でしょうか?


彼のポジションは、キャッチャーです。

しかし、ただのキャッチャーではありません。


植松さんは、

ブルペンキャッチャー

なのです。



ブルペンとは、次の出番を待つピッチャーが投球練習をする場所のことを言います。

植松選手の仕事は、ブルペンでひたすら彼らのボールを受け、投げ返す仕事です。

試合には出ないのです。

それでも、「ピッチャーがいい気持ちでマウンドに立てるようにする」のが生きがいと語ります。

植松選手は、丁寧に投げ返すように心がけていました。

それが他の選手たちに伝わり、チームに欠かせない選手となりました。

結果、日本一多くのチャンピオンリングを持っているメジャーリーガー選手となりました。



目立たない、地味な仕事でも・・・

を中心メッセージとして、最後に次のように締めくくります。


【みなさんの係活動や委員会活動も同じです。

目立たない、地味な仕事でも一つ一つ丁寧に取り組んでいると、その姿は必ず周りの人に伝わります。】




表舞台に出ていない人こそ、ものすごいことをしているものです。

表舞台に出てこない子こそ、スポットを当ててがんばりを紹介できる教師でありたいです。




気になった方はぜひ、実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

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