Twitterに、とっておきの話251「二人の人生を分けた行動」の原稿をアップしました。
ジョージ・ワシントンと
アル・カポネ
みなさんは、この二人の名前をご存知ですか?
上は初めてアメリカの大統領となったジョージ・ワシントンです。
アメリカのお札にも載っています。
下は次々に盗みや悪さをしながらも警察になかなか捕まらず、シカゴの町で一番のギャングとなったアル・カポネです。
大統領とギャング。
対照的な二人の人生を分けたのは、ある行動だったそうです。
何だと思いますか?
それは・・・
嘘をつくかどうか
正直に話したかどうか
だそうです。
ワシントンは子どもの頃、お父さんが大切に育てた木を切ってしまったそうです。
嘘をつこうか迷った末、正直に話すことにしました。
そのことをお父さんに褒められてから、正直に話す生き方を選んだそうです。
一方、カポネは子どもの頃、貧しい生活のあまり思わず食べ物を盗んだ時、店の人に「ぼくは盗んでいないよ」と嘘をついたのです。
その後何度聞いても嘘をつき続けたカポネは、大人になっても嘘を重ねる生き方を選んだそうです。
今回のとっておきの話では、以上のような二人のエピソードを素材にして、最後に次のように問いかけています。
【あなたはどちらの生き方を選びますか?
先生は正直に話す子の人生を応援したいと思っています。
(正直に話すことに関連する学級で起きたエピソードを紹介して話を終える)】
問いかけられた聞き手は、ワシントンのように正直な生き方をしたいと思うでしょう。
今回のとっておきの話から学べることは、正直な気持ちの大切さだけではありません。
嘘には嘘を重ねる怖さがつきまとう
という点も忘れてはいけない大切なことです。
嘘を重ねれば重ねるほど、嘘を重ねないと生きていけない人間になっていくのです。
シカゴの町で一番のギャングとなったカポネの人生は、まさに嘘を重ね続けた結果なのです。
正直は大統領になる人生を連れてくる。
一方、嘘はギャングに落ちぶれる人生を連れてくる。
正直と嘘の対比から考えさせられることは様々です。
より聞き手にとって身近な話となるように、自分事として考えられるようなエピソードを付け加えて話しても良いでしょう。
気になった方は、ぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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