2021年9月25日土曜日

とっておきの話251「二人の人生を分けた行動」の裏話

Twitterに、とっておきの話251「二人の人生を分けた行動」の原稿をアップしました。

とっておきの話251「二人の人生を分けた行動」の原稿



ジョージ・ワシントンと


アル・カポネ


   

みなさんは、この二人の名前をご存知ですか?


上は初めてアメリカの大統領となったジョージ・ワシントンです。

アメリカのお札にも載っています。


下は次々に盗みや悪さをしながらも警察になかなか捕まらず、シカゴの町で一番のギャングとなったアル・カポネです。


大統領ギャング

対照的な二人の人生を分けたのは、ある行動だったそうです。

何だと思いますか? 




それは・・・





嘘をつくかどうか

正直に話したかどうか


だそうです。




ワシントンは子どもの頃、お父さんが大切に育てた木を切ってしまったそうです。

嘘をつこうか迷った末、正直に話すことにしました。

そのことをお父さんに褒められてから、正直に話す生き方を選んだそうです。



一方、カポネは子どもの頃、貧しい生活のあまり思わず食べ物を盗んだ時、店の人に「ぼくは盗んでいないよ」と嘘をついたのです。

その後何度聞いても嘘をつき続けたカポネは、大人になっても嘘を重ねる生き方を選んだそうです。



今回のとっておきの話では、以上のような二人のエピソードを素材にして、最後に次のように問いかけています。


【あなたはどちらの生き方を選びますか?

先生は正直に話す子の人生を応援したいと思っています。

(正直に話すことに関連する学級で起きたエピソードを紹介して話を終える)】



問いかけられた聞き手は、ワシントンのように正直な生き方をしたいと思うでしょう。


今回のとっておきの話から学べることは、正直な気持ちの大切さだけではありません。

嘘には嘘を重ねる怖さがつきまとう

という点も忘れてはいけない大切なことです。


嘘を重ねれば重ねるほど、嘘を重ねないと生きていけない人間になっていくのです。

シカゴの町で一番のギャングとなったカポネの人生は、まさに嘘を重ね続けた結果なのです。


正直は大統領になる人生を連れてくる。

一方、嘘はギャングに落ちぶれる人生を連れてくる。


正直と嘘の対比から考えさせられることは様々です。



より聞き手にとって身近な話となるように、自分事として考えられるようなエピソードを付け加えて話しても良いでしょう。


気になった方は、ぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。



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