Twitterに、とっておきの話217「五重塔が倒れない理由」の原稿をアップしました。
法隆寺の五重塔は、修学旅行に行けば見えるかもしれませんね。
この五重塔の強さをみなさんは知っていますか?
何が強いかと言うと、地震に強いのです。
何と、1400年以上も一度も倒れたことがないそうです。
どうしてそんなに長い間、地震の揺れに耐えられたのだと思いますか?
今回のとっておきの話は、五重塔に秘められた意外と知らない仕組みを素材にしています。
長い間、地震の揺れに耐えられる仕組みとは?
こう思った人はいませんか?
「五重塔は揺れないように頑丈に作ってあるから倒れないんだ」
でも、実際は逆なのです。
つまり、揺れやすいから倒れないのです。
あえて「揺れやすく」作ったそうです。
なぜなら、揺れやすいからこそ、地震の揺れを吸収して、倒れないのだそうです。
この考え方は、日本一高い塔である東京スカイツリーを建てる時にも役立ちました。
スカイツリーが揺れているって知ってましたか?
私はこの話を聴いて、あえて揺らすことで倒れないようにするという仕組みがあの日本一高い塔のスカイツリーにも使われていることに驚きました。
五重塔ができた時代から、日本の技術にはすばらしいものがありますよね。
とっておきの話では、こうした素材を人間に上手く当てはめていく話づくりをよくします。
今回のとっておきの話では、五重塔の仕組みを素材にして、
揺れながら生きる
をテーマに人間に当てはめてみました。
そこで、次のように締めくくっていきます。
【人も同じだと思います。嫌なことや大変なことがあって心が揺れる時もあるでしょう。
でも、揺れながらでもまっすぐ前を向いて生きていく。
それが、本当の強さなのかもしれません。】
どんなにすごい立派な人でも、誰だって心揺らぐ時はありますよね。
揺らいで揺らいでついには心折れてしまう人もいます。
だからこそ、五重塔の仕組みを素材にしたこの話が、意外と心に響くことだってあるのだと思います。
まさか五重塔から生きるヒントをもらえるとは・・・
素材を侮ってはいけません。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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