2021年8月10日火曜日

とっておきの話214「盗人の昼寝」の裏話

Twitterに、とっておきの話214「盗人の昼寝」の原稿をアップしました。

とっておきの話214「盗人の昼寝」の原稿



みなさんは、

「盗人の昼寝」

ということわざを知っていますか?


盗人と言えば、物を盗む泥棒のことですよね。

そんな人が昼寝している。

そこにどんな意味があるかなんて普通は考えないかもしれません。


でも、ちゃんと意味があるんです。


どんな意味があると思いますか?






では、正解を紹介します。


盗人は、誰にも見つからないように、夜に盗みをすることが多いです。

なので、その時のために体力を残しておく必要があります。

だから昼寝をするという訳です。





このように、

一見意味がなさそうなことも、意外な意味がある

ことはよくあります。

 



たとえば、凧揚げ。




なぜ正月に凧揚げをするのか、みなさんは知っていますか?


江戸時代に大流行した凧揚げ。

庶民が夢中になりすぎて仕事をしなくなったので、幕府が「正月しかやってはいけない」という禁止令を出したそうです。


さらに明治時代になると、電線が建つようになって凧揚げする場所も減り、今のように正月の時ぐらいしか凧揚げしなくなったそうです。


そうだったの!?というエピソードは世の中にたくさん転がっているものです。


みなさんも何気ない風景の中から「なぜだろう?」「どうしてだろう?」と意味を考えてみると面白い発見につながるはずです。


はてな?を大切にしましょう。





原稿で紹介している部分はここまでです。



大人になると、「なぜだろう?」と意味を考えることをしなくなりませんか?

子どものような好奇心旺盛な時代が終わってしまったかのような感覚です。

しかし、だからこそ、子ども心を忘れずにいろんな事象に意味を考える姿勢は大切だと思うのです。

もし意味を考えた先に思わぬエピソード素材が見つかり、感動と出合えたのなら、

その感動を子どもたちに伝えられますよね。


好奇心旺盛な大人の周りには、好奇心旺盛な子どもが集まります。

教師なら尚更、こうした姿勢は大切にしたいものです。


パパとして子育てしていると、乳児の好奇心旺盛な姿勢に驚かされます。




きっと家中の全ての物から感動を見出しているのでしょう。

いつも本当に楽しそうに一人遊びしています。


息子から学ぶことと、今回の話がリンクして面白かったです。

みなさんもお子さんがいる方なら共感する部分があるのではないでしょうか。



盗人の昼寝や凧揚げ以外にも、意味を調べると面白い事象はたくさんあります。

ぜひ調べてみて、感動に出合えたなら、とっておきの話化してみてください。





気になった方はぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

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