2021年7月8日木曜日

とっておきの話184「乗り越えた先の幸せ」の裏話

Twitterに、とっておきの話184「乗り越えた先の幸せ」の原稿をアップしました。

とっておきの話184「乗り越えた先の幸せ」の原稿



金持ちの不幸せ


という話をみなさんはご存知でしょうか?


すごくお金持ちの家に生まれ育った子が大人になった時、お父さんにこう言われました。

「うちは金持ちの家だから、働かなくていいぞ。自分の好きなことだけやって生きなさい」


こんなことを言われたら、幸せな毎日のはずですよね。

その子はお父さんの言いつけを守り、初めは喜んで好き勝手に暮らしていました。



でも、そのうち幸せだと思っていたはずの毎日ではなくなっていきます。

ある日、我慢ができなくなってその人はお父さんに言いました。


「お願いです。もうこんな生活はうんざりです。働かせてください!」



私はこの話を知った時、

本当の幸せ

とは何だろうと思いました。


ただお金があれば幸せという訳ではないし、

ただ時間があれば幸せという訳でもない。



そんな時、もう1つ素材を見つけました。


ある本に、こんなことが書いてありました。


おだやかに快適に暮らす幸せもあるが、あとで振り返った時に「あの時は大変だったけど、良い経験だった」と思える方が、脳はより幸せを感じる。


 “いつも幸せ”よりも、“あの時の苦しいことを乗り越えた今は幸せ”と思った方が幸せと感じるそうです。

きっと「金持ちの不幸せさん」も、働く苦しさを乗り越えた先の幸せを知らずに過ごしているうちに、今の生活が本当に幸せなのかわからなくなったのでしょう。


人生山あり谷ありと言いますが、谷があるから山がわかるものです。幸せも一緒です。



何かを乗り越えた先の幸せ

を感じられる人になってほしいですね。




幸せをテーマにした話はどこまで深めてもまだまだ奥深いですよね。

今回のとっておきの話では、

最初から何も苦労していない人は幸せになれない。

苦労してきたからこそ、幸せを感じられる人になれる。

そんなメッセージを伝えています。


一方、別の角度から幸せについて深めても面白そうです。

以前紹介してきたとっておきの話の中にも、そんな話がいくつかありました。



気になった方はぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

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