Twitterに、とっておきの話184「乗り越えた先の幸せ」の原稿をアップしました。
金持ちの不幸せ
という話をみなさんはご存知でしょうか?
すごくお金持ちの家に生まれ育った子が大人になった時、お父さんにこう言われました。
「うちは金持ちの家だから、働かなくていいぞ。自分の好きなことだけやって生きなさい」
こんなことを言われたら、幸せな毎日のはずですよね。
その子はお父さんの言いつけを守り、初めは喜んで好き勝手に暮らしていました。
でも、そのうち幸せだと思っていたはずの毎日ではなくなっていきます。
ある日、我慢ができなくなってその人はお父さんに言いました。
「お願いです。もうこんな生活はうんざりです。働かせてください!」
私はこの話を知った時、
本当の幸せ
とは何だろうと思いました。
ただお金があれば幸せという訳ではないし、
ただ時間があれば幸せという訳でもない。
そんな時、もう1つ素材を見つけました。
ある本に、こんなことが書いてありました。
おだやかに快適に暮らす幸せもあるが、あとで振り返った時に「あの時は大変だったけど、良い経験だった」と思える方が、脳はより幸せを感じる。
“いつも幸せ”よりも、“あの時の苦しいことを乗り越えた今は幸せ”と思った方が幸せと感じるそうです。
きっと「金持ちの不幸せさん」も、働く苦しさを乗り越えた先の幸せを知らずに過ごしているうちに、今の生活が本当に幸せなのかわからなくなったのでしょう。
人生山あり谷ありと言いますが、谷があるから山がわかるものです。幸せも一緒です。
何かを乗り越えた先の幸せ
を感じられる人になってほしいですね。
幸せをテーマにした話はどこまで深めてもまだまだ奥深いですよね。
今回のとっておきの話では、
最初から何も苦労していない人は幸せになれない。
苦労してきたからこそ、幸せを感じられる人になれる。
そんなメッセージを伝えています。
一方、別の角度から幸せについて深めても面白そうです。
以前紹介してきたとっておきの話の中にも、そんな話がいくつかありました。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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