Twitterに、とっておきの話202「一回勝負にこだわる」の原稿をアップしました。
今回は、
一回勝負にこだわる
二人のエピソードを素材にしました。
ちなみにこの二人は、どちらも映画の世界で活躍する人たちです。
まずは、役を演じる俳優さんのエピソードを紹介します。
高倉健さんです。
彼は、映画の撮影をする時、ほとんど一回で撮影を決めていたそうです。
映画の世界では、上手く演じられなかった時のやり直し撮影は当たり前。
10回、20回とやり直すこともあります。
そんな中、高倉健さんは、たった一回の撮影で決めることにこだわった生き方をしていました。
彼の演技は、日本を代表する俳優と呼ばれるほどになりました。
次に、映画を撮る監督さんのエピソードを紹介します。
北野武監督です。
たけしさんと言えばお笑いのイメージが強いと思いますが、映画監督としても世界では有名です。
武監督は、どんなシーンも一回しか撮影しないことで有名でした。
やり直しをさせてもらえない世界を作っていたのです。
演じる俳優さんたちからすると、つらいですよね。
でも、もともと漫才師だった武監督はこう言うのです。
「漫才だって、同じ客の前でもう一度やってみろって言われたら嫌だろ?映画も一緒」
たった一回の撮影で映画を作っていく武監督の映画は、世界で賞を受賞するほどの作品となりました。
話の締めくくりに、こんなふうに呼びかけています。
【みなさんも、映画の世界の二人のように、一回勝負にこだわってみませんか?】
0 件のコメント:
コメントを投稿