Twitterに、とっておきの話179「まだ~より、あと~。」の原稿をアップしました。
「図解モチベーション大百科」という本が面白く、様々な実験結果が載っていました。
その中で、今回のとっておきの話で素材にした実験があります。
こんな実験があります。出口にエサを置いた迷路にネズミを入れます。
すると、ネズミは出口に近づくにつれて足が速くなったそうです。
これは、人にも言えます。
つまり、
ゴールに近づくほど、やる気が上がる
と言えます。
もう1つ実験を紹介しましょう。
いっぱいになると無料券がもらえるスタンプカードを2つ用意しました。
上と下、どちらのスタンプカードを受け取った方がはやく無料券をもらえたと思いますか?
答えは下のスタンプカードをもたった人たちです。
上も下も、あと10個でいっぱいになることは同じです。
でも、2個押されているというだけで、ゴールに近づいている感じがするので、やる気が出たという訳です。
何が言いたいのかというと、やる気を持続させていくためには
ゴールに近づいていると思おう
ということです。
これをキーワード化して、次のように提示しています。
(まだ~より、あと~。 と板書)
【まだこれだけしか進んでいないのかと思えば、ゴールが遠く感じ、やる気が下がります。
逆に、ゴールまであと少しと思えば、やる気が上がるものです。
自分はゴールに近づいているんだ!と思えばやる気が上がります。
「まだ~より、あと~。」と思うようにしましょう。】
こうした心理実験は素材にすると面白いものがあります。
聞き手の「へ~そうなんだ!」を引き出すことができます。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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