Twitterに、とっておきの話188「自分だけの富士山を」の原稿をアップしました。
大学院時代の恩師から、こんな言葉を言われたのが素材となっています。
自分だけの富士山をもちなさい
どんな意味だか分かりますか?
これは、得意なことだけを積み重ねるのではなく、苦手なことにもチャレンジをすることが大切だということのイメージを伝えています。
なぜ、エベレストやモンブランではなく、富士山なのか。
富士山には、美しいすそ野がありますよね。
あのすそ野があってこそ、富士山が美しい山と言われる所以でしょう。
富士山のてっぺんは、あなたの得意なことです。
でも、得意なことだけ積み重ねても富士山のように美しい山にはなりません。
富士山のすそ野が、苦手なことやまだ挑戦していないことです。
得意分野に磨きをかけて、山を高くすることも大切。
でも、すそ野を広げて、美しい山にしていくことも大切なのです。
だれのものでもない、自分だけの富士山を心にもちなさい
と言われました。
こうしたエピソード素材に、次のような導入を組み合わせ、とっておきの話としました。
【人は誰でも、得意なことと苦手なことがあります。
例えば、ドッジボールは得意でも、鬼ごっこは苦手だという人。ドッジボールばかりして遊んでいませんか?
国語は得意だけど算数は苦手だという人。国語ばかりやる気になっていませんか?
バスケは得意だけどサッカーは苦手だという人。バスケの時だけ本気になっていませんか?
ついつい得意なことばかりやるのが人間です。】
まずは、得意なことばかりやってしまう感情に共感するのです。
最後に、次のように締めくくっています。
【みなさんの心にも、自分だけの美しい富士山ができることを願っています。】
「自分だけの富士山」ってなんだか特別感があっていいですよね。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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