2021年6月9日水曜日

とっておきの話158「理想の失敗を重ねる」の裏話

Twitterに,とっておきの話158「理想の失敗を重ねる」の原稿をアップしました。

とっておきの話158「理想の失敗を重ねる」の原稿



羽生結弦選手と言えば、フィギュアスケートの世界では知らない人がいないほど有名な人です。



何度も世界大会で1位を獲得してきた選手です。

大会に出る度に世界最高得点を叩き出す姿に圧倒されます。

そんな羽生選手も、こんなことを言っています。


人生の中で、数えてみたら100回以上試合をしている。

一つ一つ思い出しながら滑る


決して感覚だけで滑っている訳ではなく、過去の自分を振り返りながら滑っているのですね。


ある日,新聞を読んでいると,羽生結弦選手の記事が目に入りました。



見出しには,こんな言葉がありました。


理想の失敗


羽生選手には、理想の失敗というものがあるそうです。

ただの失敗と何が違うのか。

羽生選手は理想の失敗について、こんなふうに説明しています。


失敗した後、なぜだろうと考え切る。過程を恐れない。それが理想の失敗。


失敗の原因をただ考えるのではなく、“考え切る”。

失敗につながったことを恐れずにまた挑戦する。


考え切る と 挑戦する


これこそが理想の失敗だそうです。



私たちはよく,失敗した経験だけに目を向けて落ち込むことがあります。

でも,その原因を考え切る。そして,恐れず次また挑戦する。

自分の考え方次第で、失敗を理想の失敗に変えることができるはずです。

羽生選手のように、理想の失敗を重ねた人は、その先に大きな成功が待っていることでしょう。




ただの失敗と比べて,「理想の」失敗とは何なのかを考えさせられる良い素材だと思いました。

聞き手からすると,失敗に対する考え方が変わる話だと思います。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

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