2021年6月7日月曜日

とっておきの話156「登山家はとても恐がり」の裏話

Twitterに,とっておきの話156「登山家はとても恐がり」の原稿をアップしました。

とっておきの話156「登山家はとても恐がり」の原稿




みなさんは,登山をしたことがありますか?


僕はあまり経験が無いのですが,キャンプには子どもの頃からよく父親に連れて行ってもらっていたので,この会社の名前は知っていました。



登山グッズを売るメーカーとして有名な「モンベル」です。

この会社を立ち上げた辰野勇さんは,意外なことを教えてくれます。



登山家はとても恐がり


だそうです。


登山家と聞くと,高い山に登ることにいつもチャレンジしていて,あまり恐がりな様子を見せないようなイメージが当時の僕にはあったので,この言葉が新鮮でした。


辰野さんによると,登山家は,たとえ雲ひとつない天気でも雨具を用意し,一泊で帰ってこられる場所へ行くのにも二日分,三日分の食料を持っていくそうです。


こうしたエピソードを聞くと,

「備えあれば患いなし」

のことわざを思い出します。



どんなことが起きても大丈夫なように準備しておくことの大切さを教えてくれる話ですよね。

登山家は,登山に向けての備えを十分にしているからこそ,チャレンジする気落ちも湧き上がってくるのかもしれません。



さて,似たような意味のことわざは他にもあります。

たとえば,「石橋を叩いて渡る」もそうですよね。



自分の気持ちが高ぶっている時こそ,慎重に準備することを忘れず,それぞれのチャレンジにつなげていってほしいです。





登山家の話で思い出したのですが,春~夏の時期になると,登山客が増えるそうですが,

同時に登山の事故も増える

そうです。



しっかりと準備をしていても事故をしてしまう自然の恐ろしさなのか

準備していなかった登山客が出合うべくして出合った事故なのか



どちらなのかは分かりませんが,登山というものは様々な教訓が込められたものであることは確かですよね。





ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。








 

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