Twitterに,とっておきの話165「月曜病とスローマンデー」の原稿をアップしました。
月火水木金土日
一週間は7日間。
神様はどうしてそう決めたのでしょう。
みなさんは,どの曜日がお好きですか?
逆に,どの曜日がお嫌いですか?
曜日に好き嫌いなんて無いという人もいれば,
この曜日はいつもしんどくて・・・
という人もいます。
今回の素材は、ある病気の話です。
その病気の名前は・・・
「月曜病」
です。
「月曜病」とは、月曜日の朝になるとどこか気持ちが落ち込んだり、体調が悪くなったりする症状のことを言います。
みなさんの中にも、経験のある人はいるのではないでしょうか。
実際にある病院で血圧を測ったところ、月曜日の朝の血圧は他の曜日と比べて危険な値に近づくという研究結果も出ているそうです。
そして、月曜日は自殺者の多い曜日とも言われています。
当時,朝日新聞の天声人語に載っていました。
月曜病という言葉のインパクトの強さを今でも思い出します。
小学校教員としては、月曜日の健康観察が一番心配です。
子どもたちがみんな元気にそろって出席していると、安心します。
では、どうしたら月曜病を防ぐことができるのでしょう?
原因は、休日でゆっくりした体に、いきなりモードが切り替わってストレスがかかることにあるそうです。
そうならないために、次の言葉を意識して休日を過ごすと良いそうです。
スローマンデー
英語でスローはゆっくり、マンデーは月曜日という意味です。
ゆったりと月曜日を迎えましょうという意味です。
そのために、休日の間にやるべきことはやり、月曜日にそなえましょうと呼びかけている言葉です。
スローマンデーを意識した休日の過ごし方を心がけたいですね。
この素材に出合うまでは,
「どうしてこんなに月曜日はしんどいのだろう?」
と思っていました。
でも,月曜病という病のせいだと感じることで,月曜日独特の感情の不安定さに名前を付けることができました。
それだけでなく,スローマンデーという言葉を素材として組み合わせることで,月曜病に備えて休日の過ごし方を変えていくという視点を与えられます。
月曜病とスローマンデーはセットで覚えたい言葉ですね。
この話は休日前の金曜日や,月曜病の起こる月曜日にするのが効果的ですが,別の曜日でもかまいません。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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