Twitterに,とっておきの話161「ほしい答えにつながる質問」の原稿をアップしました。
中村俊輔さんと言えば,日本代表としてワールドカップで活躍したプロのサッカー選手です。
彼は,サッカーが上手なのはもちろん,
質問の仕方が上手でした。
小さい頃、他の選手よりも体が小さくて苦労した中村俊輔さん。
そんな中村俊輔選手が小さい頃にしていた質問の仕方が他の人とは違ってステキだったのです。
サッカーが上手くなりたい時、こんなふうに質問しませんか?
「どうしたらドリブルが上手くなりますか?」
「どうしたらシュートが決まりますか?」
でも、中村選手は違いました。こんなふうにコーチへ質問していたそうです。
「ボールをキープするとき、ボールをかくすためには、どうやって手を使えばいいの?」
「そういう体のよせ方は、ファウルにならないの?」
中村選手の質問は、実際の試合で起こることをもとに自分のほしい答えにつながる質問をしていたのですね。
その後、中村選手は試合で使える技をどんどん身に付けていったそうです。
このエピソード素材を見つけて,次の言葉が浮かびました。
ほしい答えにつながる質問
質問をする時、なんとなく質問しているとなんとなくしか答えが返ってきません。
自分がほしい答えは何なのかをはっきりとさせ、それにつながるような質問の仕方を心がけましょう。という話です。
質問するという行為はみなさん何気なくやっていると思いますが,
質問の上手い人,下手な人がいます。
質問の上手い人には、相手も喜んで答えてくれます。
質問の下手な人には,相手も嫌々に答えてくれます。
みなさんは,どちらの人になりたいですか?
質問上手な人になってほしいですよね。
そんな時,今回のとっておきの話をぜひ実践してみてください。
この話題の面白いのは,上手な質問をしていた人として取り上げられた方が
サッカー選手
という意外性です。
確かに「質問」を専門として仕事している人は見かけません。
でも,どんな仕事をしている人であっても,「質問」を上手にすることは必須の技能だと言えるでしょう。
スポーツ選手の方のエピソード素材はとっておきの話にしやすい素材の1つです。
まずは好きな選手の伝記から読み始めてみると,思わぬ素材に出合えるかもしれません。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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