Twitterに,とっておきの話128「物にさわってあいさつ」の原稿をアップしました。
今回は,「あいさつ」をテーマにした話です。
みなさんはいつも、どんな人にあいさつをしていますか?
家族や友達,近所の人,先生など,いろんな人を思い浮かべるでしょう。
では,質問を変えてみます。
みなさんはいつも,どんな物にあいさつをしていますか?
これが,今回の話の本題となる
物にあいさつ
です。
人にはあいさつするのは当たり前でも、物にあいさつしている人は少ないかもしれません。
でも、毎日欠かさず、物にあいさつしている人がいるのです。
どうやって物にあいさつするのでしょうか。
その人は毎日、こんなことをしているそうです。
物にさわる
一日一回、自分のまわりにある物にさわる。それだけです。
さわると、その物の状態がわかります。
ほこりがかぶっていたらきれいにしますし、こわれているところはなおします。
つまり、物にさわってあいさつするとは、物を大切にするということなんですね。
聞き手の子どもたちには,こんな質問をします。
みなさんは、自分の筆箱の中に何本の鉛筆が入っているか、答えることができますか?
そのうち、何本がとがっていて、何本が丸くなっているか、答えることができますか?
こうした質問は,大人でも答えるのが難しいのではないでしょうか。
最後にこんな風に締めくくっています。
【物にあいさつを続けている人は、いとも簡単に答えることができます。
そうやって物を大切にしていると、いざ使いたい時にすぐ取り出せ、良い状態で気持ち良く使うことができます。
あいさつをしていると、物が助けてくれるのです。
物にあいさつ、今から始めてみませんか?】
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