Twitterに,とっておきの話149「食事で縮まる心の距離」の原稿をアップしました。
今回のとっておきの話は聞き手もちょっと恥ずかしくなる問いかけから始まります。
【みなさんは、恋をしたことがありますか?
今日はいきなり、デートのひみつを教えます。】
小学生向けではないかもしれませんが,「面白そう」とは思ってもらえるかもしれません。
実は、こんな話があります。
デートが成功するかどうかは。。。
一緒に食事をして気分が良いかどうか
だそうです。
人は、食事をする時に相手との心の距離を自然と探っているそうです。
これはデートの話だけではなく、会社で働く人も意識しています。
接待という言葉を聞いたことがありますか?
会社にとっての大事なお客さんを店に招待して、おいしい物をごちそうして気分良くなってもらったところで打ち合わせをする方法です。
まずは食事で心の距離を縮めてから、大事な話をしようとしています。
子どもたちにとって学校での食事の時間と言えば、給食です。
けんかをした子たちが、給食時間中のおしゃべりで仲直りしていたなんて話はよく聞きます。
このように食事をするというのは、相手と心の距離を縮めて、仲良くなるという意味もあるんです。
そんな意味を意識して給食の時間を過ごせたらいいと思い,最後にこんな締めくくりをしています↓
【給食の時間は毎日あります。
心の距離を縮めていく毎日にしたいか、遠ざけていく毎日にしたいか、あなたたちの気持ち次第です。
素敵な食事の時間にしたいですね。】
しかし,このご時世では今回のとっておきの話は話せないかもしれません。
コロナ対策により,対面での給食はできなくなりました。
コロナ前までは,班になって話しながら食べる時間と,静かに食べる時間を分けていました。
給食中の子ども同士の楽しそうな会話を聞くのが良しとされていました。
今そんなことをしたら,飛沫だらけで危険です。
ただ,心の距離を縮める場面がコロナによって減った感覚はあります。
だからこそ,こんなご時世でもできることはしたいと思っています。
今回のとっておきの話は,そのまま話せない内容かもしれません。
でも,食事で縮まる心の距離という考え方は知っておいてもいいでしょう。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿