2021年5月3日月曜日

とっておきの話124「悪口は毒になる」の裏話

Twitterに,とっておきの話124「悪口は毒になる」の原稿をアップしました。

とっておきの話124「悪口は毒になる」の原稿




ある本に書かれていたお話です。

その本を書いた人が子どもの頃、具合が悪くて寝ていた時に、おばあちゃんがこんなことを言ったそうです。




「どこかで毒でも食べてきたんじゃないの?」




どういう意味だと思いますか?

これは本当に毒物を食べてきたという意味では言っていません。


こういうことなのです。


悪口は毒になる




実は、毒を食べるというのは、悪口を言うことのたとえで言っていたのです。


その本に出てくるおばあちゃんは、こんなことも言っています。(掲示物を見せる)


人の悪口を言うと体を壊す


誰かが言っているからといって、一緒に悪いうわさをしていると、熱を出す


もちろん、本当にそうなるなんて証拠はどこにもありません。

みなさんも、一度は人の悪口を言ったことがあると思いますが、信じられない人もいるでしょう。

でも、おばあちゃんが言っていること、間違っているとも言えません。 


なぜかというと、悪口をするとこうなるという言い伝えがこんなにもいろいろあるからです。


悪口を言うと、運が悪くなる

悪口を1つ言うと、自分から1人大切な人が離れていく

悪口は、相手も自分も傷つける

悪口を言えば言うほど、自分への悪口も増える

悪口を言う人は不幸になる



野球選手の松井秀喜さんは、野球選手を夢見た時から一度も、悪口を言ったことがないそうです。



そんな松井選手は、悪口を言わない理由として、

「言葉にすると、もっとその人のことが嫌になり、ますます良いところが見えにくくなるから」

と言っています。

一度も悪口を言わなかった松井選手は、夢を叶え、メジャーリーグでも活躍した素晴らしい野球選手となりました。


みなさんは、悪口を言う毒まみれの生き方と、悪口を言わず夢を叶える生き方、どちらを選びますか?





今回は,以上のような「悪口」をテーマにしたとっておきの話でした。


悪口は,大人になっても全く0にするのは難しい悪癖です。

でも,こうした話を知っているか知っていないかで,悪口に対する意識が変わると思います。


知っていて言ってしまった悪口を反省する人と,

知らずに言った悪口に何の問題意識も持たない人。

両者の違いは歴然です。



「悪口」に限らず,1つのテーマの裏にどれだけこうした話を知っているかで,世界を見る視野が広くなります。

とっておきの話には,聞き手の視野を広げる効果もあるのです。




気になった方はぜひ,実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

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