2021年5月2日日曜日

とっておきの話123「気にしすぎない強さ」の裏話

Twitterに,とっておきの話123「気にしすぎない強さ」の原稿をアップしました。

とっておきの話123「気にしすぎない強さ」の原稿



自分にとって2017年は,気にしすぎていた年でした。

ちょうど休職中で,特に対人関係のことを気にしすぎていました。

このとっておきの話は,当時の自分に言い聞かせるかのように作ったことを今でも覚えています。


一度気になると,気にして,気にして,気にしすぎてしまう。

自分で自分をとことん責めて。。。

自分で追い込んでしまうのです。

そんな精神状態でした。


でも,そんな時,本を読んでいたらこんな言葉に出合いました。


世界はきみを入れる容器ではない


どういうことだろう?

と読み進めていくと,世界を木に見立てた次の話が心に刺さりました。


世界ときみは、二本の木が並んで立つように、どちらも寄りかかることなく、それぞれまっすぐ立っている。きみは自分のそばに世界という立派な木があることを知っている。それを喜んでいる。世界の方はあまりきみのことを考えていないかもしれない。







この話の最後の

世界の方はあまりきみのことを考えていないかもしれない。

という言葉が刺さったのですね。


自分ばかり世界という木にもたれかかりにいっていたのではないかなと思いました。




すると不思議で,今度は魚に喩えた素材にも出合ったのです。


泳いでいる魚は,いちいちすれ違う魚のことなんか気にしていない


という話でした。

気にしていたらおぼれてしまう

と。

確かにそうだな。


人生の海を自分なりに泳いでいけばいい


我ながら上手い言葉でまとめています。




木の話であっても,魚の話であっても,根本は同じです。

自分が気にするほど,世界は自分のことなんか気にしていない。

みんな自分なりに生きている。

そんなメッセージがこもっています。



『気にしない練習』とか『気にしない力』といった本がベストセラーになった時期がありましたよね。

気にしすぎな人は世の中に多いのかもしれません。



僕もまだまだ気にしすぎな人 ですが,2017年の自分よりは「気にしすぎない強さ」をもてているように感じます。

それは,人生経験を積むことでもてた強さでもあります。


まだ若いのに,気にしすぎて自分を追い込んでいる人。

特に学校に通う子どもがそんな子だったら,とっておきの話が時として救われるきっかけになれば嬉しいです。



5分のちょっとした話でも,とっておきの話にはそんな可能性も秘められていると信じています。


気になった方はぜひ,実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。



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