2021年5月23日日曜日

とっておきの話142「未来の自分を信じて」の裏話

Twitterに,とっておきの話142「未来の自分を信じて」の原稿をアップしました。

とっておきの話142「未来の自分を信じて」の原稿



みなさんは、何かに挑戦する時、成功するかどうか不安な時はありませんか?

適度な緊張感なら良いですが,あまりにプレッシャーがかかって不安が増すと逆に本来の力を発揮できない時があります。



そもそも、人はどうして不安になるのでしょう?


その原因の一つに、


「過去の自分の失敗を思い出すから」

があるそうです。


跳び箱を5段跳べなかった過去のある子が,6段を跳ぼうとしませんよね。

それと同じで、過去の自分を思い出して、未来の自分もきっと失敗すると思ってしまうのです。





では、みなさんが思い出してしまう過去の自分の失敗というのは、数えてみると何回になるでしょうか?


何十回も失敗しているよ!という方,ご安心ください。

今回のとっておきの話に出てくるエピソード素材の主人公は。。。


1000回も失敗した人なのです。


その主人公とは,ケンタッキーの創業者で有名なカーネル・サンダースさんです。





  

彼は、仕事でレシピの売り込みを1000回以上断られても、あきらめずに売り続けたそうです。

今やケンタッキーは有名な店の一つですが、その裏にはこんな努力があったのです。


この話を教えてくれた先生の友達はこう言いました。


「カーネル・サンダースさんだって、成功する未来の自分を信じていなければ、1000回もチャレンジしなかっただろう」


この友達の言葉も,当時の僕の心に刺さりました。

成功する未来の自分を1000回も信じたということですよね。


例えば,何も失敗していない状態で,成功する未来の自分を1度だけ信じるのは簡単です。

でも,999回失敗している状態で,成功する未来の自分を1000回目も信じることができるかというと。。。かなり難しそうです。


なぜ難しいと感じるかというと,

過去の自分がした失敗の数に目を向けてしまうからです。


でも,カーネルさんは違いました。

問題は過去の自分がした失敗の数ではなく、未来の自分の成功を信じることができるかです。

どれだけ失敗の数が増えても,未来の自分を信じれる人になりたいですね。


未来の自分に目を向ければ、少しは今の不安は減るかもしれません。



今回のとっておきの話は,次のように呼びかけて締めくくっています↓

【さぁ、未来のあなたの成功を、まずあなた自身が、信じてあげてください。】



ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。


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