Twitterに,とっておきの話139「寒さに負けず甘くなるダイコン」の原稿をアップしました。
2015年の調査なので今となってはデータが古いのですが,
日本人が一番食べている野菜は何だと思いますか?
正解は,ダイコンです。
そんなダイコンには、苦手なことがあります。
それは、寒さです。
寒さに弱い特性があるのです。
そこでダイコンは、厳しい寒さから身を守るために、ある変化をします。
それは何だと思いますか?
正解は、甘くなるです。
ダイコンは、寒さが厳しくなるほど、自分の身を守るために、デンプンという成分を糖質に変えます。
そうすることで、ダイコンが甘くなり、おいしくなるのです。
厳しい寒さを乗り越えたダイコンほど、食べたときはおいしい味わいを生み出すのです。
人間も同じかもしれません。
厳しい寒さのような経験を乗り越えた人ほど、味わい深い人間になるのかもしれませんね。
まさかダイコンの特性と人間の生き方をリンクさせて考える日が来るとは。。。
でも,当時の僕はこんな風に問いかけて話を締めくくっています↓
【あなたの心のダイコンは、甘くなっていますか?】
甘くない,辛いダイコンのままの人が意外と多いのかもしれませんね。
さて,今回のとっておきの話の参考文献は,本郷陽二さんの「元気が出る朝礼 話のネタ帳」という本です。
話のネタ帳だからと言って,全てとっておきの話の素材になるかというとそうではありません。
話のネタをとっておきの話として昇華するには,作り手の考えや腕が試されます。
何でもかんでもネタがあればとっておきの話になるかというとそうではないのです。
話のネタ帳という類の本を素材にする時は,本の内容に引っ張られ過ぎないように,とっておきの話の素材になりそうなものだけピックアップすることが大切です。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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