2021年4月12日月曜日

とっておきの話106「まずはたし算」の裏話

Twitterに,とっておきの話106「まずはたし算」の原稿をアップしました。

とっておきの話106「まずはたし算」の原稿



堀江貴文さん(ホリエモン)と言えば,お騒がせな人という印象がありますが,彼の出版している本の中に素材となるものがありました。


特に,「0に何をかけても0」「まずは0を1にする努力を一人一人がすることから」

といった言葉が印象的でした。


仲間と助け合うことは,よくかけ算で喩えられます。

しかし,一人一人の力が0では,どんなにたくさんの仲間と助け合っても0なのです。

何をかけても0は0。確かにその通りだと思いました。


0×100=0です。

しかし,1×100=100です。

同じ100を掛けるでも,その答えはこんなにも大きな違いが出ます。


信用のある仲間だからこそ,助け合った時にかけ算の積が大きくなるのです。


【掛け算を覚える前に,足し算を覚えよう。他者の力を利用する前に,自分の地力を底上げしよう。】


いきなりかけ算に頼るような人は,自分の力ではなく,他人の力に頼り切っている人だということです。


堀江さんは続けます。


【知識やテクニックを覚えるのは,イチを積み重ねたあとの話だ。最初の一歩は「足し算」であり「掛け算」を考えるのはずっと後の話なのだ。】


では,自分の力を0から1にするにはどうしたら良いのか。

素材元になった本書では,次のように述べられています。


【信用の「ゼロからイチ」は,まずは自分で自分を信じることからはじまる。】


まさに自己肯定感ですよね。

自分がまず自分を信じないと,と言っています。



学校には,自信をもてない子もいます。

こうした話を聞かせることで,

自信をもってチャレンジし,

0を1に足し算して,

その上で,仲間と助け合って掛け算をしてもらおう。

そんな気持ちになってくれたら嬉しいと思い,とっておきの話にしました。


堀江さんも紆余曲折あった人ですから,なんだか説得力があります。笑

本書のタイトルは,『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』です。





気になった方はぜひ,実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

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