Twitterに,とっておきの話75「自分と戦う力をつけよう」の原稿をアップしました。
名言を多く残した野球選手と言えば,この人。
イチロー選手です。
日本のプロ野球選手時代,そしてアメリカのメジャーリーグ選手時代,それぞれの時代でいくつもの偉業を成し遂げてきた野球選手です。
彼のことを「努力の天才」と呼ぶ人もいます。
とっておきの話の素材としては,「努力」をテーマに素材になる名言が溢れています。
今回素材にした言葉はこちら↓
【他人の記録をぬりかえるのは7割・8割の力でも可能ですが,
自分の記録をぬりかえるには10割以上の力が必要です。】
聞き手の子どもにもわかりやすく表現すると,
他人に勝つためには70点・80点くらいの力でも勝てるけど,
自分に勝つためには100点以上の力が必要だということです。
人はよく,「他人に勝つ」ことばかり目を向けてしまいがちです。
隣の芝生は青く見えるので,他人に勝とうとします。
でも,本当に目を向けたいのは「自分に勝つ」ことです。
イチロー選手が言うように,「自分に勝つ」ことの方が「他人に勝つ」よりも難しいのです。
その分,勝った時の喜びや達成感も大きくなります。
他人に勝つためには70点・80点ということは,100点満点の力を出さなくても勝ててしまうのが他人だということです。
逆に,自分に勝つためには100点以上ということは,100点満点の力を出しても勝てないのが自分だということです。
今までの100点満点をさらに超えないと,自分に勝つことはできないのです。
こうした「自分と戦う力」を身につけていくことは大切です。
「自分に負けている」人は多いものです。
恥ずかしい
めんどくさい
苦しい
悲しい
やりたくない
といった自分の心の弱さに打ち勝つことは,まさに「自分に勝つこと」です。
心は壊れないように大事にするべきです。
一方,大事にしすぎて自分との戦いを放棄してはいけません。
心の成長が止まり,より壊れやすくなってしまいます。
壊れやすくなった心は,他人の動きが気になります。
他人に負けている点ばかりに目がいき,自信をなくし,心が壊れてしまいます。
人は成長するために,「自分と戦う」「自分に勝つ」ことを避けて通れないのです。
他人と比べるのではなく,自分自身と向き合う
この話をきっかけに,そんな姿勢を身につけてほしいですね。
気になった方はぜひ,実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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