Twitterに,とっておきの話59「長方形や正方形が美しいと感じる理由」の原稿をアップしました。
とっておきの話59「長方形や正方形が美しいと感じる理由」の原稿
長方形や正方形が美しいと感じる理由は・・・
みなさんが日本人だから。
意外な答えでしたか?
長方形や正方形が美しいと感じるセンスは,世界でも自慢できるセンスなのですね。
読者のみなさんの中には,そんなの当たり前だと思うかもしれませんが,
当たり前だと思っていたことも,世界的にみると日本文化独特のものがある場合があります。
そこを楽しんでもらえるようなとっておきの話です。
例えば,次のAとB,みなさんはどちらの形が美しいと感じますか?
そんなのAに決まってるじゃん!と思うかもしれませんが,
それは当たり前の感覚(センス)ではありません。
日本では,昔から長方形や正方形の美しさを大切にする文化がありました。
畳や折り紙の形を思い浮かべてみてください。
長方形や正方形ですよね。
こうした日本文化があってこその,私たち日本人の感覚なのです。
このとっておきの話を作る際に気をつけたことがあります。
それは,ただの雑学披露に終わらない,ということです。
「知ってる?日本って長方形や正方形の文化なんだよ」
と伝えただけでは,あまり聞き手に響きません。
そこで,雑学に次の2つをプラスすることで,とっておきの話化します。
① 選択
② 誇り
まず,「長方形や正方形が美しいと感じる」感覚を自分事として体験してもらうために,
本当に美しいと感じるのか,2択で選択してもらいます。
聞き手自身に選択してもらい,自分事として体験してもらってから,雑学を伝えることで,より心に響く演出ができます。
さらに,話の締めくくりを
【長方形や正方形が美しいと感じるセンスは,世界の中でも自慢できるセンスですよ。】
とします。
こうすることで,自分が当たり前だと思っていた感覚(センス)は,実は世界的に見ると自慢できるセンスなのだと誇りに思うことができます。
この①の選択と②の誇りで雑学を挟む(サンドイッチ!)することで,とっておきの話としての完成度を上げます。
これまで紹介してきたとっておきの話の中にも,様々な要素でサンドイッチしています。
気になった方はぜひ,実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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