Twitterに,とっておきの話19「串団子になろうよ」の原稿をアップしました。
教育書を読み漁っていると,先生によって様々な学級の姿があると同時に,
学級をどんなもので喩えているか
も人それぞれで面白いなぁと思います。
このとっておきの話は,ある教育書から素材を得て作ったものです。
この先生は,学級を「串団子」に喩えていました。
四字熟語で「一致団結」という言葉がありますよね。
「一致」は,何か1つのことでみんなで向かうこと。
「団結」は,団子のようにみんなが結ばれていること。
ここから,「串団子」の喩えにつながるのですね。
さらに,学級の良し悪しを「串団子の姿」で比較しながら喩えているのも面白いのです。
次の3つの団子のうち,Aの学級は1つ1つの団子の形が均等すぎてちょっと気持ち悪いです。Bの学級は個性がいろいろあるけどまとまっていそうです。Cの学級はいわゆる・・・学級崩壊ですね。串が無い=ルールやマナーが無い 学級は上手くいきません。
では,Bの学級になるにはどうしたらいいのか。
団子を串団子に変える=一致団結する ためには,
串がある=ルールやマナーを守る ことが大切なのです。
学級の目標
学級のルールやマナー
学級のシステムルーティン
これらの「串」がしっかりと定まっている学級は「一致団結する」のです。
子どもに,「一致団結しよう!」といきなり言っても響きません。
それを,「串団子になろうよ!」と言うとなんだか楽しそうに受け取ってくれます。
子どもに,「ルールやマナーを守りましょう!」と言っても綺麗事で形だけになるでしょう。
それを,「串を作ろうよ!」と言うと,串って何?と興味を示してくれます。
子どもって大人以上に,言い方が大事なのです。
気になった方はぜひ,実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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