Twitterに,とっておきの話126「ありがとうを重ねる」の原稿をアップしました。
ありがとう
大切な言葉ですよね。
言ったことのない人はきっといないと思います。
「ありがとうが言える人?」と聞かれたら,
子どもたちはみんな手を挙げると思います。
では,ありがとうを「重ねる」とはどういう意味でしょう?
これは,その場だけでなく,後になってさらに
「あの時はありがとう」
と言えることです。
その時も
ありがとう
を言うし,
その後も
あの時はありがとう
を言う。
そして,
いつもありがとう
も言える。
ほら,ありがとうが重なっていきますよね。
こうやってありがとうを重ねられる人ってあまりいないのではないかと思います。
学校教育において,教師は子どもに,人に感謝する心の大切さを教えます。
その時,「ありがとうを言いましょう」という指導もすると思います。
そのおかげで,確かにありがとうを言える子は多いですが,
その場,その時だけのありがとうで終わっている子が多い気がします。
本当に感謝の心を育てたいのなら,ありがとうを重ねられる子にまで育ってほしいものです。
ここで気をつけたいのは,ただ「ありがとうを言えばいい」という訳ではないということです。
ありがとうの言葉の乱用は避けなければなりません。
ありがとうを重ねる,とは,ありがとうの言葉をむやみに使うという訳ではないのです。
本当にその人に感謝したいと思うのなら,時間が経った後も感謝したくなるのです。
その人を目の前にし,自然とありがとうの言葉が出てくる。
いつでも。
だから,ありがとうを重ねることになる。
そんなイメージです。
みなさんも,ありがとうのミルフィーユ,いろんな人と作ってみませんか?
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
いつも読んでいただき,ありがとうございます。
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