Xにとっておきの話509「分からない世界までもぐる楽しさ」の原稿をアップしました。
とっておきの話509「分からない世界までもぐる楽しさ」の原稿
冬休みに入り、Xを眺めていると新しい出会いも生まれるものです。
最近は本を出版されるフォロワーさんも増えてきて、夢が叶う瞬間を何度も見かけてこちらも幸せな気持ちになります。
そんな本の出版を叶えた先生のお一人に、生井先生がいます。
もちろん、本の予約完了しました!
生井先生がXに投稿されている語りを拝見し、これぞ授業で語るとっておきの話だなと思いましたので、くろぺん流にアレンジして創らせていただきました。
それでは原稿をどうぞ⇩
【提示 潮だまりのイラスト
この大きな水たまりのようなものは何という名前でしょう?指名
これは、潮だまりと言います。海の潮が引いた後に岩のくぼみにできる水たまりのことで、
提示 潮だまりのイラストに「天然の水族館」と書いたもの
天然の水族館と言われるくらい、たくさんの生き物を見つけることができます。
小学校の理科は、この潮だまりみたいなものなのです。
本物の生き物を見ることができるけど、潮だまりを見て満足していたらもったいない!
提示 海のイラスト
それだけで海の全てを知ったことにはならないからです。
もっと海のことを知りたいと思ったら、本物の海にもぐった方がいいですよね。
提示 シュノーケリングの画像
シュノーケリングを知っている人?挙手 こうやって学びの海にもぐってシュノーケリ
ングします。すると、潮だまりでは気付けなかったことにたくさん気付くことができます。
でも、それ以上に分からないことにも出合います。もっと深くもぐるにはどうしますか?
提示 ダイビングの画像
そう。今度は酸素ボンベを背負ってダイビングをします。これまで見えなかった世界が広がり、海のほとんどが分かるようになった気持ちになります。でも、実はダイビングして海に深くもぐったつもりでも、人類はまだ海の20%程度しかたどり着いていないと言われています。残りの80%には、まだまだ誰も見たことのない世界が広がっているのです。
提示
A. 学びの潮だまりだけを見て、海の全てを分かった気になる観光客。
B. 学びの海をさらに深くもぐり、まだ分からない世界があることにワクワクできるダイバー。
みなさんは、AとBどちらの人の気持ちになって理科の授業を受けたいですか?挙手
板書 分からない世界までもぐる楽しさ
理科の授業は、分からない世界までもぐる楽しさを味わえる時間ですよ。
みんなで一緒に、学びの海へのダイビングを楽しみましょう。】
いかがでしたか。
こうやって理科の授業中に語るのも良いですよね。
子どもたちが分からない世界までもぐる楽しさを味わいながら理科の授業に参加している微笑ましい姿が想像できます。
生井先生、ありがとうございました。
きっと他にもこうしたとっておきな語りの引き出しをお持ちなのだと思います。
私も今年度は教科担任制の中で理科の授業も受け持っていましたので、生井先生のご著書から学んでいきたいと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
気になった方はぜひ、今回の語りをしてみてください。
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